新学習指導要領では「主体的、対話的で深い学び」という三つの視点から、学習過程を改 善していくことが求められています。このことを実現するためには、生徒と生徒、生徒と教 師、生徒と教材との間の相互作用を重視した授業を展開していく必要があります。本研修で は、相互作用型の物理授業について、理論的背景から具体例まで解説します。
最初に、なぜ相互作用型授業が必要なのかについて、物理教育研究に基づいて説明します。 また、生徒の持つ素朴概念や学習の転移問題など、物理学習での生徒の躓きの原因について 検討します。その後、相互作用型授業の具体例として、ピア・インストラクションや相互作 用型講義実験等について実践的に説明します。シミュレーションやICTの活用についても触 れたいと思います。
初学者が抱える素朴概念や躓きを予測し、生徒が無理なく学習を能動的に進めることがで きるような授業を展開できる能力。