学芸大学構内に生育する植物を採集します。種を同定する際に重要となる形質に注目して採 集し、実験室で押し葉標本を作製します。一般的な標本はA3サイズですが、本研修ではA4 サイズのベニヤ板を用いて作製します。一般的な標本よりコンパクトなため、作製や保存が とても便利です。標本を作製するとともに、図鑑を用いて同定作業も行います。図鑑の使用 方法、分類形質とはなにかについて解説します。また、近年用いられている、遺伝子情報を 基にしたAPG分類について、旧分類体系を比較しながら解説します
植物を採集し標本をつくり種を同定するという一連の作業を通して、実験・観察の能力を総 合的に養うことができます。学校の授業で活用することで、児童・生徒の生き物への関心・ 観察眼が養われます。野外活動が少し苦手な先生・児童・生徒も、標本作製を通して苦手意 識を軽減できると期待されます。